【新唐人2015年09月16日付ニュース】
江沢民が法輪功迫害を始めてから16年が経ちました。今年の5月末から、いままで少なくとも17万7千人の法輪功学習者が、中国の最高司法機関に江沢民を告訴しました。
法輪大法明慧ネットの最新データによると、9月13日までに17万7688人が元国家主席・江沢民を刑事告訴しています。中国共産党のネット封鎖により、実際の数字はこれ以上だと推測されます。
過去1週間では、このような告訴の事例がありました。吉林(きつりん)省の董淑蘭(とう しゅくらん)さん(67歳)と4人の子供たちが、不法に労働教養所に入れられ、残酷な拷問を受けました。法輪功を学んでいない親戚まで巻き込まれ、一家8人が迫害で心身ともに傷つけられました。
瀋陽(しんよう)市の胡華勇(こ かゆう)さんも告訴した1人です。江沢民は法輪功学習者なら「死なせても構わない、死んだら自殺扱いにせよ」と命じたうえ、信仰を放棄させた警察に奨励金を与えました。この政策のために、警察が法輪功学習者を拷問にかけ、これにより少なくとも3888人の学習者が命を落としました。亡くなられた、胡華勇さんの娘、管戈(かん か)さんもその1人です。
胡さんの訴状には、娘が労働教養所に入れられた後一日も早く帰ってくることを祈っていたが、2003年6月、死亡通知が届いた。娘の遺体は傷だらけで目は見開き、頭がい骨には深さ5ミリの穴が開き、耳はつぶされ首から脚までいたるところ青紫色になった傷跡があり、口の中から流れ出た血が固まっていた。ところが警察は、娘は自殺したと伝え、遺体を無理やり火葬した、と書かれています。
すでに70歳過ぎた胡さんが娘の為に告訴状を送り、江沢民を法律で裁いてもらい、法輪功の潔白、社会の正義、公正と良識の回復を訴えています。
明慧ネットの統計によると、17万7000人の起訴状のうち、およそ60%が最高司法機関にすでに受理され、一部は受理中だそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/09/15/a1223866.html(中国語)
(翻訳/赤平 ナレーター/大口 映像編集/尹)
江沢民告訴,法輪功迫害